薬害名 :陣痛促進剤被害
立場 :遺族
生年 :1952
性別 :女性
居住都道府県:愛媛県
シラバス
薬害被害体験・被害者団体活動等
- 1984年(昭和59年)第三子の誘発分娩で、子宮破裂となり、重度新生児仮死で出生した女児は、肺炎を繰り返し、1歳8ヶ月で死亡。死後、この出産がきっかけとなり、陣痛促進剤の使用による悲惨な事故をなくし、安全なお産の実現を目指すことを目的に1988年(昭和63年)2月に会を結成し、代表となり39年目。
- 私が、被害に遭い、訴訟を提起し、会を結成してマスコミ報道されるまで、陣痛促進剤による被害が多発している情報は皆無だった。シンポジウムを開催し、国民に陣痛促進剤について知ってもらうことから活動はスタートした。
- 1992年4月から、市民団体『薬害・医療被害をなくすための厚生省交渉団』が行っている厚生省交渉に参加して陣痛促進剤の添付文書の改訂をはじめ、レセプトの開示、助産師以外の助産問題、無痛分娩について、母子健康手帳への陣痛促進剤の掲載等、広く安全なお産に繋がる問題について交渉を続け、現在88回を数える。
- 日本のお産が近年変わりつつあり、医療系の大学の出前授業には全ての学生さんはもとより、特に、将来、妊娠、出産を体験するであろう看護学部の学生さんには、陣痛促進剤についての体験を話すことで、しっかり知っていただき、安全なお産について考えていただくきっかけになって欲しいと願っております。
- 平成3年7月~患者の権利法をつくる会 世話人
- 平成7年12月~医療の安全に関する研究会 理事
- 平成22年12月~医薬品医療機器総合機構(PMDA)審査・安全業務委員会 委員を令和6年10月まで、7期務めて退任
- 平成29年11月30日、30年に渡る陣痛促進剤による被害を考える会の活動に対して、第32回東京弁護士会 人権賞に選出され、平成30年1月11日、東京弁護士会の新年会で表彰される。
講義概要
- 日本の赤ちゃんは、いつ生まれている? 陣痛促進剤の使用によって、出生数が平日の昼間に多く、夜間、土日が極端に少ないことを示すグラフの提供
- 陣痛促進剤の知識として、どんな時に使用するのか、副作用、種類、使用法、添付文書の改訂内容(オキシトシン、PGF2α、PGE2錠)の歴史
- 私の子宮破裂事故の内容を時系列で詳細にお話しします。
- 子宮頸管熟化剤の知識
- 実際の被害事例4例の報告
- (1) 無痛分娩で子宮破裂 オキシトシン使用、過強陣痛 子宮摘出、新生児死亡
- (2) オキシトシン+PGF2αの大量混合使用、過強陣痛、 出血性ショックで死亡
- (3) オキシトシンの大量使用、子宮破裂 重度脳性麻痺 9歳まで自宅介護
- (4) PGF2αの大量使用 子宮破裂、子宮摘出
- (5) PGE2錠の不適切な過剰投与、必要のないアトニンーOを大量使用、母親出血多量で死亡
- 産科医療補償制度の原因分析報告書
- 陣痛促進剤事故の多くの共通点
- 他の薬被連に加入の薬害の紹介
準備資料・視聴覚教材等
配布資料
受け入れ先に準備を希望する環境
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