一般社団法人薬害研究資料館は、薬害に関する資料の収集、保全並びに薬害に関する研究と教育を行うために設立されました。
これまで日本では、薬害が繰り返されてきました。私たちは、二度と悲惨な薬害を繰り返さないために、薬害の歴史を調査・研究し、そのありのままの姿をアーカイブ化して保存することをめざしています。そして、薬害に関する教育が広く普及し、行政、企業、医療従事者、ひいては全ての国民が薬害の教訓に学ぶことを通して、薬害のない社会、安全で有効な医薬品を安心して使用できる社会が生まれることを念じてやみません。
薬害という言葉は、日本固有の言葉です。しかし、その多様な意味世界や、薬害という言葉で繋がる人と人との連帯は、国際的にも普遍的価値があると考えます。
本資料館を窓口として、多くの人々が薬害の世界を探索していただければ幸甚に思います。
一般社団法人 薬害研究資料館 理事長 花井十伍